中学の頃3


バレー部の部室は体育館の隣の廊下の他の部活と一緒にならんでいる
ところにありました、そこはありふれた部室で中にはロッカー、テーブル、いす
やトレーニング用具、そして練習がある時以外はボールやネット等がありました、

そしてその隣にその時はもう使っていなかった古い体育用具室があって
そこは何年も前からバレー部の3年生だけが入ることが出来る部屋になってて
先生も黙認する3年生専用の部室になっていました。
1.2年の時は中がどうなってるのかを知る余地もありませんでしたが
みんな早くその部屋を使いたくてウズウズしていたものでした。

そんな「1.2年生は入室禁止」の部屋に2年生の私が入ることが出来ることに
なりました、それはある日A先輩が
「練習のあとに用具室に来て」
って言うのです、私はそれがどういう意味なのか なんとなく分かったんですが
やっぱり断ることが出来る訳が無く、急いで制服に着替えて
渋々用具室に向かいました・・・

用具室に入るとすぐにコロンと汗の臭いが混ざったような臭いがしました。
そこにはA先輩の他に4人の先輩がいました、
いつもA先輩と仲がいい先輩達です、
私が入ると他の先輩達は何かニヤニヤしながら部屋を出て行きました。
そして入り口のところでモジモジしている私にA先輩は、
「そんなに固くならないでいいのよ、こっちに座って」
と、グルグルと巻いてある 古くて使っていない体育用のマットを軽く叩きながら、
言いました、
私は言われるがままにそこに座って、落ち着いて周りを見回しました、
その用具室は私が座っているマットの他にも、使わなくなった飛び箱や
いろいろなボール、ネット、剣道の竹刀や防具等が無造作に置いてあって
この部屋が体育用具室だったことがすぐに分かるような感じでした。
ここで3年生の先輩達は着替えや休憩をしているようで、
部室から移動させたロッカーがあって、部屋の真ん中には飛び箱やマットを
使って、みんなで座れるようになっていました。

そしてA先輩は何も言わずに私の隣に座りました・・・

中学の頃4